下げた。やはり金利急騰で株式市場が弱気に転じた。
金利上昇局面ではマルチプルの大きいテック株は売られる。逆に長短金利差拡大で利ザヤの大きくなる金融は買われる。
米国の雇用情勢を勘案すると、目先金利の上がりやすい環境になってきている。昨日発表された雇用統計はガンガンに良かった。この傾向は随分続いている。米国雇用市場はかなり需給がタイトになって、人手不足が恒常化しているはず。
この傾向を踏まえ、企業は労働者の賃金を上げつつある。賃金水準は下方硬直性があるので、一度上がると下げづらい。コレは企業のコスト増になり、収益圧迫要因になり得る。この辺り、労働者と投資家の利害が対立しますな。
「アマゾン、従業員数十万人の賃金引き上げ 批判受け」
https://www.bbc.com/japanese/45728387
目先の株式市場、特に金利敏感銘柄は要注意。