マニラの区分けって知ってる?(その1)

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マニラ、メトロマニラ、マカティ、ケソン、タギッグ、NCR…フィリピンのマニラに関する情報を少しでも調べると出てくる行政区分。日本人で正確に説明できる人ってどれくらいいるだろうか。純粋な投資情報では無いけれど、基礎として整理しておきたい。
正確性には欠けるかも知れないけれど、端的に纏まっているWikiPediaを参考に。
https://en.m.wikipedia.org/wiki/Metro_Manila

■一番大きな括りはNCR(≒メトロマニラ)

フィリピンの住所で時々見かけるNCRという言葉。NCRとはNational Capital Regionの略で、文字通り「国家の首都圏」という意味。フィリピンの場合、メトロマニラ(首都マニラとその周辺)とほぼ同義と捉えてよいのだろう。
メトロマニラを構成するのは以下の17市(正確には16市+1自治体)。「マニラ」という言葉を使う場合、首都圏を意味するのか、首都圏を構成する一つの市なのかには注意すべきかもね。

  • マニラ
  • ケソン
  • パテロス ※自治体(municipality)という位置づけ。
  • カルカン
  • ラスピニャス
  • マカティ
  • マラボン
  • マンダルーヨン
  • マリキナ
  • モンテンルパ
  • ナヴォタス
  • パラニャーケ
  • パサイ
  • パシッグ
  • サンフアン
  • タギッグ
  • ヴァレンズエラ

NCR全体の面積は約620平方km、人口約1,290万人なので人口密度は20,800人/平方kmにも及ぶ。日本で一番人口密度が高いさいたま市でも14,000人強なので、人の密集度合いがハンパない。国勢調査に登録されない貧困層が相当数に上るだろうから、実際の人口密度はもっと高いのではないだろうか。

経済的には、NCRのGDPはフィリピン全体の30%強を占める。これは東京のGDPが日本全体のそれに占める割合と同程度だ。フィリピン経済も首都一極集中の傾向が見て取れる。
この内、経済規模・ビジネス集中度・人口集中度からして、投資を考える上で重要なのはマニラ・ケソン・マカティ・タギッグ辺りだろう。